出版社

日本において漫画は、国民的な娯楽です。
昔は子どもが読むものと思われていましたが、今では大人が読んでもおかしく思われません。
そればかりか、20代や30代の男性を対象にした、青年コミックも当たり前のように存在しています。
これだけ幅広い世代に愛されている漫画は、出版社にとっても無視できる存在ではありません。
そのため、少年や少女向けの漫画雑誌やコミックは発行していなくても、大人向けの青年コミックを発行している出版社もあるぐらいです。
しかし、少年少女向けの作品と、大人向けの青年コミックでは同じ漫画でもまったく違います。

少年少女向けの作品は、基本的に派手です。
描かれる絵柄も派手ですし、ストーリーもドキドキハラハラとさせてくれる作品が中心です。
それに対して青年コミックは、一見すると地味です。
絵柄も地味ですし、ストーリーの展開も激しくありません。
地味な絵柄で淡々と展開していくので、面白くないと感じる人もいるほどです。
しかし、年齢を重ねて大人になると、青年コミックの面白さに気付かされます。
絵柄もストーリーも派手な作品も良いですが、そればかりでは読むのに疲れたり飽きたりします。

その点の青年コミックは、非現実なストーリーよりも日常生活でありそうな話です。
そのため、より感情移入することできて、主人公に自分を重ねる大人も多くいます。
派手な作品ばかりだと、成長するにつれ漫画から離れてしまいます。
しかし、大人も楽しめる作品が普通に読めるからこそ、日本では年齢や性別を問わず、国民の娯楽として定着しているのでしょう。
出版社が青年コミックを出版するときも、ターゲットである大人が楽しめることが最優先です。
子どもが好むタイプより大人が好むタイプの絵柄を採用し、ストーリー展開も大人が共感できる話を組み立てています。
同じ漫画であっても、青年コミックと少年少女向けの作品では、出版社の作り方はまったく違うというわけです。

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